

大事な商談で名刺を切らしていた。もらった名刺は箱にたまる一方。オンラインの打ち合わせでは、そもそも名刺を渡せない。
名刺まわりのこうした困りごとは、仕事をしていると一度は経験があるのではないでしょうか。エア名刺は、そのいくつかを軽くできる名刺です。この記事では、商談・展示会・セミナー・オンライン会議・会ったあとのフォローと、場面ごとの使い方をまとめました。
エア名刺の仕組み
カードやキーホルダーの中に入っているのは、あなたの名刺ページのアドレス(URL)だけです。相手がスマホを近づけると、ふだん使っているブラウザで名刺ページが開きます。相手にアプリを入れてもらう必要はありません。
名刺ページには、顔写真、お名前、会社名と肩書き、自己紹介、電話番号やメール、住所、ホームページや資料へのリンクを載せられます。内容はいつでも書き換えられて、前に渡した相手が開いたときも新しい内容が出ます。
商談で


エア名刺カードは、ふだんの名刺とほぼ同じ大きさです。名刺入れから出して、「スマホをここに近づけてみてください」と添えれば渡せます。
名刺ページに会社案内や実績のページ、資料のPDFへのリンクを置いておけば、相手はその場で開けます。相手のスマホの電話帳にそのまま保存してもらうボタンもあるので、名刺を持ち帰って手で入力してもらう手間もかかりません。
ただ、商談の席で相手にスマホを出してもらいやすいかどうかは、相手や場の雰囲気によります。紙の名刺と一緒に渡しても、もちろんかまいません。私は、最初は紙の名刺でご挨拶をして、話が資料のことに移ったところでカードを出すくらいが自然だと思っています。
展示会や交流会で
一度にたくさんの人と会う場では、キーホルダー型も使いやすい形です。バッグにつけておけば、名刺入れを出さなくても相手にかざしてもらえます。
帰ってから困るのは、いただいた紙の名刺の整理です。エア名刺では、紙の名刺をカメラで撮ると文字を読み取って、連絡先の一覧に登録できます。グループやタグ、ひとことメモも付けられるので、「〇月の展示会」とまとめておけば、あとで「どこで会った人だっけ」となりにくくなります。保存できる件数は、無料で10件、グッズを買っていただいた方は200件、月額の上位プランは無制限です。
セミナーで話す側なら


名刺ページのQRコードは、画像として保存できます。スライドの最後や配布資料の隅に載せておけば、参加者はそこから名刺ページを開けます。名刺ページに当日の資料やお問い合わせ先のリンクを置いておくと、講演のあとで連絡したくなった方の案内にもなります。
オンライン会議で


画面越しではカードをかざしてもらえません。そのかわり、名刺ページのQRコードを大きく表示して、カメラに向けて見せることができます。チャット欄に名刺ページのURLを貼るだけでも、名刺を渡したのと同じことになります。
メールでやり取りすることが多い方は、メールの署名も作っておくと便利です。署名に名刺ページのURLが1行入るので、メールを受け取った方もそこから名刺を開けます。
会ったあとのフォローに


打ち合わせで話に出た資料を、あとから名刺ページのリンクに加えておく。お礼のメールに「お話しした資料を名刺ページに載せました」と一言添える。こうしておくと、前にお渡しした名刺がそのまま資料の置き場所になります。
グッズを買っていただいた方は、名刺ページが見られた回数や、どのリンクが押されたかも確かめられます。ただし、見たのがどなたかは分かりません。アクセス解析で分かることは「NFC名刺を営業で使うコツ」で詳しくお話ししています。
まずは名刺入れに1枚
どの場面も、カード1枚あれば始められます。いまの紙の名刺をやめる必要はないので、名刺入れに1枚足しておいて、使いやすい場面から試してみてください。
次の商談や展示会の前に、エア名刺カードを名刺入れに1枚足しておくところから始めてみてください。
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