MENU
language

NFCタグとは?仕組みと種類、書き込み方、交通系ICカードとの違い

NFCタグとは?

NFCって聞いたことはあるけど、実際どうやって使うの?

NFC(Near Field Communication)は、数センチの距離でデータをやり取りする無線通信の規格です。交通系ICカードで改札を通るときや、スマホで買い物の支払いをするときにも、この仕組みが使われています。

NFCタグは、その仕組みで読み取れる小さなICチップとアンテナを、シールやカード、キーホルダーなどに入れたものです。私たちはNFCを使った名刺を作っているので、ふだんからこのタグに触れています。その立場から、仕組みと種類、自分で書き込む方法をまとめました。

目次

NFCタグの仕組み

スマホの画面にICチップのイメージが表示されている様子

NFCタグには電池が入っていません。スマホや読み取り機を近づけると、その電波から電力を受け取って動き、中に入っているデータを返します。電池切れがないので、シールにして貼りっぱなしにしても使えます。

通信できる距離は数センチほどです。離れた場所から読み取るための仕組みではないので、スマホをタグにほぼ触れるくらいまで近づけて使います。

入れられるデータはとても小さく、よく使われるNTAG213というチップで144バイトほどです。写真や長い文章は入らないので、URLを1本入れておき、詳しい内容はそのURLのWebページに置く、という使い方が一般的です。

スマホで読むときは、iPhoneならXS以降の機種で、画面を点けた状態で本体の上のほうをかざします。URLが入ったタグなら画面の上に通知が出て、タップするとブラウザで開きます。Androidは設定でNFCをオンにして、背面の中央から上あたりをかざします。

交通系ICカードとは何が違うのか

交通系ICカードもNFCの仲間ですが、日本のものの多くはFeliCa(フェリカ)という方式を使っています。残高のような大事なデータを、暗号で守る仕組みを持っています。スマホをカードの代わりにするおサイフケータイも、同じ考え方です。

一方、ふだん「NFCタグ」と呼ばれるシールやカードの多くは、URLなどのデータを、対応するスマホなら誰でも読める形で入れておくものです。秘密を守るためというより、読ませるための道具です。

ですので、NFCタグに名前や電話番号をそのまま書き込むのは避けたほうが安心です。かざした人には、書き込んだ内容がそのまま見えてしまいます。

NFCタグの種類

NFCタグに使われるチップにはいくつか系統があります。スマホで使うなら、まず知っておきたいのは次の2つです。

  • NTAGシリーズ:NTAG213・215・216があり、数字が大きいほど容量が大きくなります(144・504・888バイト)。多くのスマホで読み書きでき、名刺や店頭のポップなどに使われるタグはこの系統が多いです
  • MIFAREシリーズ:社員証や入退室カードなど、業務用のICカードで広く使われています。製品によって暗号や認証の機能があり、スマホでは読めないものもあります

もうひとつ、書き換えられるかどうかも大事な違いです。市販のNFCタグの多くは何度でも書き換えられますが、ロックをかけると読み取り専用になり、二度と書き換えられなくなります。ロックは元に戻せないので、内容を確かめてからかけます。書き込みにパスワードをかけられるタグもあります。

自分でNFCタグに書き込むには

工具と木の小物が並んだ作業台

用意するのは、書き換えできるNFCタグと、NFCに対応したスマホ、書き込み用のアプリです。アプリはアプリストアで「NFC 書き込み」などと探すと、無料のものも見つかります。

STEP
書き込む内容を選ぶ

アプリでURL、文字、電話番号、Wi-Fiの設定などから選んで入力します。ただ、Wi-Fiの設定などは、読む側のスマホによって扱いが違います。

STEP
スマホをタグにかざして書き込む

アプリが書き込みの待ち状態になったら、タグにスマホを近づけます。書き終わるまで動かさずにおきます。

STEP
別のスマホで読んで確かめる

iPhoneとAndroidの両方で読めるか試しておくと安心です。問題がなく、今後書き換える予定もなければ、ここでロックをかけます。

貼る場所にも気をつけます。金属の上に直接貼ると、電波がさえぎられて読み取りにくくなります。金属の面に使いたいときは、金属対応と書かれたタグを選んでください。

はじめて書き込むときは、タグを1枚多めに用意しておくと、ロックをかけ間違えても慌てずに済みます。

身近な使い道

  • 名刺やチラシ、店頭のポップに入れて、かざした人にWebページを開いてもらう
  • 玄関や車にタグを貼り、かざしたらスマホの決まった操作を始める合図にする
  • 社員証や入退室カードとして、扉の読み取り機にかざす(業務用の専用カードとシステムを使います)

個人で手軽に試すなら、URLを入れて使う1つめがいちばん始めやすいと思います。

エア名刺も、NFCタグの仕組みで動いています

エア名刺のカード、キーホルダー、ステッカーにも、NFCタグが入っています。中身は名刺ページのURL1本だけで、出荷前に書き込み、書き換えできないようにロックしてあります。お名前や連絡先はWebの名刺ページの側にあるので、内容は何度でも書き換えられ、タグを書き直す必要はありません。

届いたらスマホをかざしてログインするだけで、自分で書き込む作業はありません。受け取った相手もアプリは不要で、ブラウザで名刺ページが開きます(表示には相手のスマホのインターネット接続が必要です)。

形と色の違いは公式ショップでご覧いただけます。

あわせて読みたい

NFCタグとは?

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次