キャンプ場は広く、テントやタープが並ぶと見通しがききません。子どもがトイレに行ったまま自分のサイトに戻れなくなったり、撤収のときにギアをひとつ置き忘れたりすることもあります。
そんなときのために持ち物に付けておく連絡先の札が、エマージェンシータグです。エア名刺のステッカーも、この札として使えます。
エマージェンシータグとは

名前や連絡先を書いて、リュックや水筒に付けておく札のことです。名前を書くシールや、刻印したプレートなど、いろいろな形があります。
スマホをかざすと連絡先の画面が開く、NFCを使ったタイプもあります。エア名刺のステッカーもそのひとつです。表面には名前も電話番号も書かれておらず、中のチップに入っているのは専用ページのアドレスだけ。通りがかった人に子どもの名前を見られずに済みますし、載せる内容はあとから何度でも書き換えられます。
ステッカーを「迷子タグ」にする
エア名刺には、名刺としての使い方のほかに迷子タグという使い方があります。お子さま、ペット、ご高齢のご家族に持たせるためのもので、どのプランでも無料で使えます。
迷子タグにしたステッカーを見つけた人がかざすと、名刺ページではなく、ご家族の連絡先が並んだ画面が開きます。
- 電話番号をタップすると、そのまま電話をかけられる
- アレルギーや飲んでいる薬のことを書いておける
- 見つけた人が操作すれば、いまいる場所を送ってもらえる
- かざされると、アカウントに登録しているメールアドレスへお知らせが届く
設定は、ステッカーが届いて最初にかざしたときにできます。ログインすると完了画面に「迷子タグにもできます」という案内が出るので、そこで種類(お子さま・ペット・ご家族)と連絡先を入れれば、そのステッカーが迷子タグとして開くようになります。その場で決めなくても、あとから管理画面のメニューにある「迷子タグ」で作って、ステッカーを紐付けることもできます。
連絡先を表示するかどうかは、オンとオフで切り替えます。オンのままにしておいてもいいですし、曜日と時間帯を決めて自動で切り替えることもできます。オフの時間にかざされると「このタグは現在オフです」とだけ表示され、連絡先は出ません。
キャンプで貼るなら

迷子タグは、子どもが自分で身につけているものに貼るのが基本です。親のギアに貼っても、子どもと離れてしまえば意味がありません。
- プラスチック製の水筒
- リュックの硬くて平らな部分
- 自転車やアクティビティ用のヘルメット
布の面にはステッカーがしっかり貼りにくいので、布のリュックやポーチなら、ファスナーに付けられるキーホルダー型を選ぶ方法もあります。
もうひとつ気をつけたいのが金属です。NFCは金属の上だと反応しにくいことがあり、ステンレスの水筒やランタンに直接貼ると、かざしても開かない場合があります。金属のものには、本体よりもカバーや収納袋のほうに貼ってみてください。平らな面をきれいに拭いてから貼り、出かける前に一度、ご自分のスマホでかざして開くかを確かめておくと安心です。
大人のギアの置き忘れに備えたいなら、ふだんの名刺ページのまま貼っておく方法もあります。拾った方がかざすと、あなたの名前と名刺ページに載せている連絡先が表示されます。名刺ページはかざした人なら誰でも見られるので、何を載せているかは見直しておいてください。
タグに頼りきらないために

迷子タグは、見つけてくれた人が連絡しやすくなるためのものです。その人がNFC対応のスマホを持っていて、実際にかざしてくれることが前提になります。タグがあるからといって、かならず見つかるわけではありません。GPSのように居場所を追いかける機能もありません。
キャンプならではの注意もあります。かざして開くのはWebのページなので、表示には見つけた人のスマホがインターネットにつながっている必要があります。山あいのキャンプ場だと、サイトによっては電波が届きにくいこともあるでしょう。
私は、タグはあくまで備えのひとつだと考えています。着いたら「迷ったらここで待つ」という場所を子どもと決めておくなど、タグのほかの備えもあわせて考えてみてください。
ステッカーを用意するなら
キャンプ道具に貼るならステッカー、リュックに下げるならキーホルダーです。どちらも、最初にかざしてログインした流れで迷子タグを作れます。迷子タグでできることは全機能ガイドにも画面つきで載せています。
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