営業で渡した紙の名刺は、渡した時点でこちらの手を離れます。相手が見返してくれたのか、引き出しにしまわれたままなのかは分かりませんし、載せている情報が古くなっても直しようがありません。

エア名刺は、NFC(スマホを近づけて読み取る技術)を使った名刺です。相手がスマホを近づけると、あなたの名刺ページがブラウザで開きます。営業で使うときに紙と違うのは、渡したあとも中身を直せることと、どれくらい見られたかが分かることです。
渡すときに、相手の入力の手間を減らす

名刺ページには、会社名や肩書き、電話番号やメールのほかに、リンクを並べておけます。会社のホームページ、製品紹介のページ、カタログのPDF、SNSなど、紙の名刺には載せきれないものです。相手はタップするだけで開けるので、URLを打ち込んでもらう必要はありません。
相手のスマホの電話帳にそのまま保存してもらうボタンもあります。持ち帰った名刺を見ながら手で入力する作業が、相手の側でなくなります。
リンクは並べ替えたり、一時的に隠したりできます。展示会の日は製品カタログを一番上に、ふだんの訪問では会社案内を上に、というように、その日の相手に合わせて並びを変えておくと、相手が迷わずに済みます。登録できるリンクは、グッズを買っていただいた方で50本までです。
渡したあとも、名刺の中身を新しくしておける
名刺ページの内容は、いつでも何度でも書き換えられます。前にお渡しした相手があとで開いたときも、そのときの新しい内容が表示されます。
- 新しい商品のページへのリンクを足す
- 期間限定のキャンペーンのページを、期間中だけ上に出しておく
- 部署や電話番号が変わったら、その日のうちに直す
刷り直しはいりません。異動や担当替えのたびに名刺を作り直していた方には、ここがいちばんの違いになると思います。
お礼のメールを送るときは、メールの署名を使えます。項目を選ぶと署名ができあがり、名刺ページのURLが1行入るので、受け取った方はそこから名刺を開き直せます。
見られた回数と、押されたリンクを確かめる
グッズを買っていただいた方は、名刺ページのアクセス解析を使えます。見られた回数の移り変わり、どのリンクが押されたか、どんな端末から見られたかが、直近30日分まで分かります。
たとえば展示会のあとに見られた回数が増えているか、カタログのリンクが押されているか。そういうことが見えると、リンクの並び順をどう変えるか、次の展示会で何を案内するかを考える材料になります。
月額の上位プランでは、365日分までさかのぼれるほか、見られた時間帯やどこから来たか、地域、いつ見られたかの記録も分かります。

ひとつ、先にお伝えしておきたいことがあります。アクセス解析では、名刺ページを見たのがどなたかは分かりません。個人が特定されない形で記録しているので、「〇〇社の△△さんが見た」という使い方はできないんです。
ですので、誰に連絡するかを決めるための道具というより、名刺ページの中身や案内の仕方を見直すための数字だと考えてください。
対面しない営業でも渡せます
オンラインでの商談なら、名刺ページのQRコードを画面に大きく出して読み取ってもらうか、URLをチャットやメールで送れば、名刺を渡したのと同じことになります。QRコードは画像として保存できるので、チラシや資料の隅に載せておくこともできます。
向いている営業、向かない場面
エア名刺が向いているのは、紙の名刺に載せきれない情報が多い方や、渡したあとに資料を見てほしい方、展示会などで一度にたくさんの人と会う方です。
反対に、相手にスマホを出してもらいにくい場面もあります。初めての訪問で目上の方に会うときなどは、無理にかざしてもらうより、紙の名刺をお渡ししたうえで、「詳しい資料はこちらでも見られます」とエア名刺を添えるくらいがちょうどいいと思います。名刺ページを開くには、相手のスマホがインターネットにつながっている必要があることも覚えておいてください。
名刺を変えただけで成約が決まるわけではありません。それでも、渡したあとの名刺を自分で新しくしておけて、見られ方も確かめられるのは、紙の名刺にはなかったことです。
エア名刺カードはショップの商品ページからご注文いただけます。名刺入れに入れておけるので、いまの名刺と並べて持ち歩けます。
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